世の中「共感、共感」って、共感の安売りが横行していると思いませんか?
さて実のところ、、簡単に共感はできるのでしょうか?
「共感は不可能」と言った方が真実なのではないかと思うんです。
というのも、他人が感じている痛みと、自分が想像する痛みが同じであるなんて、奇跡に近いと思いませんか?
「共感できている」と思うのは、きっと幻想です。
この現実を直視して「共感できない」を前提として、いかに相手の心に寄り添っていけるか? 相手の心に寄り添い、歩み寄る努力をする。
相手の心の中は自分とはちがう。わからないから、謙虚に分かろうとする
相手が発する言葉を分析し、様子を手がかりにして洞察する。
なので「共感」というよりも、「共感的理解」に近いかと思う。
自分が「共感」できていると驕ってはいけない。
むしろ、できていないことを出発点とする方が謙虚になれるし、もっと理解しようと努める。
そうして、相手から「共感してもらえた」と言ってもらえるのが理想ですね。