ハリウッド気映画に学ぶ「人の心を鷲づかみするテッパンストーリー」とは
目次
単に話すだけではなく、人を動かす話し方がある
先日、ある経営者の方から相談を受けました。
「人前で話すことは苦手じゃないけど、人を動かす話し方には自信がないんです。
何かコツとかありませんか?」
あなたも、似たような経験ありませんか?
経営者や幹部、管理職は、朝礼やミーティングで社員の前で話す機会は、頻繁にありますよね。
または、就活学生や同友会やロータリークラブなど、自社の取り組みや魅力を伝える機会も多いはずです。
あなたの一言で会社の魅力が決まる。
株式を公開している企業の場合は、社長の一言で株価が変わることだって大袈裟ではありません。
それがわかっているので、アップルを創業したスティーブ・ジョブズは、iPhoneやMACの新作リリースのプレゼンに全力投球ますし、トヨタ自動車の豊田章男社長も、新商品PRでは、あのような躍動感あるパフォーマンスを行うのです。
では、あらためて考えてみましょう。
あなたは、人前で話すことは苦手ではないけれど、人を動かすスピーチはできていますでしょうか?
(そう言われると、ちょっと…)
と思われたかもしれませんね。
大丈夫です。
人を動かす方法には、王道いや鉄則の型があるのです。
人を動かす方法。それは【神話の法則】
それは、「神話の法則」
この方法は、ハリウッドの人気映画も踏襲しています。
というのも、「神話の法則」を発見したジョセフキャンベル氏は、これを大学で講義しました。
その授業を受けていたのが、なんと若かりし頃のジョージルーカスそしてスピルバーグだったのです。
スターウォーズ、E・T、未知との遭遇、などの大ヒット映画は、「神話の法則」をもとにストーリーが展開されていたのです。
「神話の法則」をハリウッド流でいうと「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」となります。
では、ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)を、ステップ8個に分けて説明しますね。
ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)8ステップ
- Calling「天命」
- Commitment「旅の始まり」
- Threshold「境界線」
- Guardians「メンター」
- Demon「悪魔」
- Transformation「変容」
- Complete the task「課題完了」
- Return home「故郷へ帰る」
いかがでしょうか?
「わかるけど、ちょっと複雑…」
ですよね。
そこで、思いきってシンプルに3つにまとめました。
ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)3つのステップ
ステップ①:スタート ステップ②:落ち込み、失敗、挫折 ステップ③:成功
それぞれ、解説をしますね。
①スタート
平凡であるほど、この後の展開がドラマティックです。
「親が医者または弁護士で、自分は灘高や麻布高校を出て、ハーバードに入学し、大企業の社長になりました」という話では、誰も感動しませんよね。
②落ち込み、失敗、挫折
ここが深いほど人は惹きつけられます。
なので、あなたは恥ずかしがらずに、赤裸々に語りましょう。
ここの落ち込みが深いほど、この後のV字回復がドラマになるのです。
また、他人は自分とあなたを比較して(私はまだマシかも…)と思ったりします。
③成功
様々な試練や葛藤を乗り越えて、成功を手にします。
あなたが挑戦し成功してきた強さに、人は魅了されて「ついていきたい」と思うのです。
さあ、いかがでしたでしょうか?
人を動かすスピーチ、話し方は、何も立板に水の如く、滔々と語るのではないのです。
アナウンサーを目指すわけではありませんので。
そうではなく、人が感動するのは、むしろ「泥臭さ」です。
神ではなく、生身の人間である、あなたです。
喜怒哀楽があり、落ち込み、葛藤を乗り越えたから、人へ優しくなれる。
そんなリーダーって素敵だと思いませんか?
ぜひ【人を動かす話し方の3つのステップ】を活用して、部下メンバーを自発的に動かしていきましょう。
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